シンクスタジオコラム

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2007年 08月 22日

三仏寺投入堂

最後はこの旅行のメインである三仏寺投入堂へ。

松江から車で約2時間程の移動。
投入堂とは・・・建築史でも有名なお堂。飛鳥時代慶雲3年(706)年の建立です。
磯崎新氏が冥土の土産に最近登ったとか、
あまりのキツさに写真家の土門拳氏が二度と登らないと誓ったとか色々な噂がある投入堂。

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高さ200メートルを上がるのに、700メートルの距離で登るらしい・・。
どの程度のキツさかはイメージ出来ずに登り始めたのですが、これがまたびっくり。
道中のほとんど何かを持ちながらでないと登れない傾斜角。

暑い中、木の根っこや岩にしがみつきながら
小一時間登った先に文殊堂(重要文化財)があります。

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断崖の上に立つ舞台造りの構造。
空のテラスの様な縁側に座ると心地よい風が吹いて
疲れを癒してくれます。

再び険しい道を登って、投入堂の直前には崖側に観音堂が建っており、
岩肌をくり抜いて道を作ってあります。

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洞窟のような真っ暗な道を通りカーブを抜けたその先に投入堂が
崖に引っかかるように建っています。
見た瞬間に「うぉ!」と思わず声を出すほどの演出性。

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凛とした緊張感の中に建つお堂は、美しい日本建築の筆頭に
上げられるだけのことはあります。
久しぶりに体の芯から痺れるような建築でした。
参拝道が崩れてなくなる前に早めに見ておいた方が良いですよ。
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by syncstudio | 2007-08-22 10:01 | 建物探訪


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